見積書 請求書 (出来れば納品書も) 作成ソフトについて、いくつか検討しましたのでシェア
今回の必要要件は、見積書と請求書を作成するソフトを検討するというもので、見積書が作れて、そのデータを請求書、出来れば納品書に転記出来て、楽ちんに帳票管理ができるというもの。
SohoLife
http://www.enjoysoholife.com/sohoLife.html
シンプルな機能と操作性から今回一番要件に合致しているソフトで、個人的には一番心惹かれました。
価格:3,000円(ショアウェア)
動作環境:Mac & Windows
フォーマット編集機能:オリジナルのロゴを登録できる、フォーム自体は変更不可
データ入出力:インポート・エクスポート共に無し
データベースに4Dを使っているので、クライアント&サーバ環境で利用が可能。但し4Dサーバーのライセンス費用が150,000~なので、費用の桁が変わってしまいます。
マックが基本で作られているせいかオリジナルフォームがすっきりしていていいかんじです。
やよいの見積・納品・請求書 11
http://www.yayoi-kk.co.jp/products/seikyu/index.html
弥生株式会社のソフトです。操作は簡単で、作りたい帳票を選んで、入力するだけ。
価格:10,500円
動作環境:Windows
フォーマット編集機能:可
データ入出力:CSVインポート機能
帳票のカスタマイズも癖があるのであっという間ではないですが、ほぼ完全に作り込むことができます。
締め日設定がありません。見積・納品・請求書を便利に印刷するためのソフトなので、顧客ごとに日付で管理といった使い勝手になります。簡単な分、管理なしって感じです。印刷ソフトと割り切るソフトです。
わくわく帳票(締めができる見積・納品・請求書)
http://www.lan2.jp/pri/product.html
株式会社ピクシス製、ぐぐって見つけました。簡単ですごいやつですこれ。
価格:5,460円
動作環境:Windows
フォーマット編集機能:不可
データ入出力:CSVインポート&エクスポート機能
締請求書が出せます!システム的には申し分ないソフトです。売掛金の残高管理まで出来てしまう辺りは、スゴすぎかと思いましたが、唯一残念なのが、用意されたフォーマットをほとんど変更できない点。ロゴ画像がちょっと入れられるぐらいの感じです。高機能ですが、windowsユーザー向けと言った感じでしょうか。マックユーザにはどうしても譲れない一線があるのです。スイマセン。
販売王13
http://www.sorimachi.co.jp/products_gyou/sal/
ソリマチの販売管理ソフトです。操作性は先の3つの比じゃないです。大変です。
価格:42,000円
動作環境:Windows
フォーマット編集機能:可
データ入出力:インポート・エクスポート共に無し
帳票フォーマットはフルカスタマイズできます。でも一番大変かもです。販売管理システムなので、「顧客情報」だけでなく「商品情報」も非常に重要なので、きっちりしっかり台帳を先にきっちり手入力で作り込む必要があります。
入出金処理をきっちりこなしてくれるので、締請求、売掛金管理に重点が置かれる場合にはいいです。カスタマイズにそれなりの時間がかかると思います。
弥生販売 12 スタンダード
http://www.yayoi-kk.co.jp/products/dealing/index.html
弥生株式会社のソフトです。こちらも販売王同様高機能です。
価格:42,000円
動作環境:Windows
フォーマット編集機能:可
データ入出力:インポート・エクスポート共に無し
帳票フォーマットはフルカスタマイズできます。カスタマイズ性はやよいの見積・納品・請求書 11と同じインターフェースを使っていました。これもやっぱり、「顧客情報」「商品情報」を細かく手入力で作り込む必要があります。「見積」「受注」「売上」「回収」「入金」の各フェーズで管理でできるので、まさに販売管理ですね。締請求なんてお手のもんなんでしょう。多機能過ぎてどこだか分らんかった。。。
見積書と請求書を作成するソフトということで、提出する書類の自社帳票に少しでも近付けられる編集能力と、請求書の出し忘れが無いように締め日管理ができるというところにポイントを置いてソフトを検討してみました。やよいの見積・納品・請求書 11以外は締め日の概念が基本的には入っているので、おそらく弥生販売 12との差別化の結果印刷専用ソフトになっているのだと思います。
今回は、賢くて親切な「わくわく帳票」か、スマートな「SohoLife」かどちらかをクライアントに勧めようと思います。
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