Macでwindowsな環境でお仕事しているとOfficeの環境によってはPostScript プリンターを導入していない所って結構あったりします。
非PostScriptプリンターをWindows経由で印刷を試みてみます。
Ghostscript Windows版 を入手
Ghostscript Downloads Page から最新版をダウンロードします。(私のタイミングでは、Ghostscript 9.06 for Windowsでした)
もしくは、パッチが当たっているのをこちらからダウンロードしてインストール(gs906w32full-gpl.exeでした)します。
RedMon を入手
Redirection Port Monitor からRedMon version 1.9をダウンロードします。
zipファイルを回答してexeファイルを起動すると左のように聞かれて、
仮想プリンタの設定(結局できず…
注意::ここのパートはwndows7のためにやっていたのですが、うまくいきませんでした。お急ぎの方は仮想 プリンタのインストールまで読み飛ばしてくださいませ。
【スタート】【デバイスとプリンター】を開いて、【プリンターの追加】を選びます。
【新しいポートの作成】で、ポートの種類は【Redirect Port】を選びます。
ポート名はそのまま変更しないでOKを押します。
おこられてしまいました。
何度ためしても、管理者権限いじってもダメで・・・・ちょっとやってみよう!というには大変で。。。。
Windows7 で設定するのはここで断念しました。 結局WindowsXPですべてやり直すことにしました。なので、此処から先はXPの設定とスクリーンショットです。
仮想 プリンタのインストール (ここからwindowsXP)
adobeのサイトからzipファイルをダウンロード、解凍し、プリンタ定義ファイル(ADIST5J.PPD)を入手します。
Adobe Universal PostScript Windows Driver Installer 1.0.6 – Japanese をダウンロード&ンストールします。
ローカルプリンタを選びます
【参照】から、adobeのサイトから入手した、ADIST5J.PPDを選びます。
通常使うプリンターの必要はないので、いいえ
印字テストも設定前なのでいいえを選択します。
さて、インストールができたら、プリンターのプロパティを開いて設定をおこないます。
Redirected Port を選んで新しいポートを押します。
Redirect Port ができました。
ポートの構成ボタンを押します。
【Redirect this port to the program】は、Ghostscriptをインストールしたフォルダを選びます。
【Arguments for this program are】は、
-q -dSAFER -dNOPAUSE -dBATCH -sDEVICE=mswinpr2 -sOutputFile=”\spool(プリンタ名)” –
とします。
【Output】は、 Prompt for filename
【Run】は、 Hidden
【Run as User】のチェックは外しておきます。
印刷テストをしてみて、ターゲットのプリンタから印刷できればOKです。
印刷サービスの起動
windows以外からの印刷をするためには、印刷サービスを起動する必要がありますが、デフォルトではインストールされてません。
【コントロールパネル】より【プログラムの追加と削除】を立ち上げ、【Windows コンポーネントの追加と削除】を選びます。
【コントロールパネル】より【管理ツール】内の【サービス】を起動して、プリンサーバーを選びます。
【スタートアップの種類】を自動に変更します。
【コントロールパネル】より【Windows ファイアウォール】の例外からポート番号515番を例外に指定しておきます。
Mac 側から印刷
対象のIPアドレスと、キューにはプリンタの共有名を入力して追加します。
これで、印刷が可能になります。
あとがき。。。
まぁ、PostScriptプリンターを導入すればいいはなしなんですが、お金の問題や、そもそもその環境での導入権限がなければ話になりません。そんな間借りノマドワーカーにもお役に立てればとポストです。
参考にさせていただきました。
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